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1年半、ハンドメイド作家育成に携わってきて思うこと

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町の手芸教室で、楽しく手芸を教えるのと違って
プロとして通用するハンドメイド作家を育成する
ということはなかなか難しいものです。

時々お申し込みをした後に、
どんなことを学ぶのか確認して
「やっぱり私には無理です」と
ドタキャンしてくる方がいらっしゃいますが
そういう風に、自分で無理だと
諦めてしまう人はやっぱり無理なのです。
だから、こちらからはお引き止めはしていません。
(お申し込み時期によってはキャンセルでも
お金がかかる場合があります)

講座を受講してもやっぱり途中で連絡が途絶えて
いなくなってしまう方もいらっしゃいます。
そういう方もやはりこちらからは連絡していません。

そういう訳で、私のハンドメイド作家スクールでは
そんなに厳しいことを教えている訳でもないし
生徒さんに無理強いをしている訳でもありませんが
ブログではわざと厳しいことをときどき書いたり
講座料金もやや高めに設定したりして
ハンドメイド作家として独り立ちする覚悟のある人
だけが参加してくれるようにと考えています。

1年半、試行錯誤しながら
ハンドメイド作家の育成に携わって来て思うのは
先入観や自分のやりたいことにこだわらず
こちらの提示したことを一度素直にやってみる人が
一番伸びるのが早いと感じています。

言い訳したり、先延ばしにしたり、やらない人は
やっぱり伸びるのが遅いか同じ位置にいます。

こんなことを書くとまた嫌われるかもしれませんが
ある程度、実力のある人はどんどん実績を積んで
早くプロとしての仕事が出来るように
なってしまった方がいいと思います。

だって既にハンドメイドの素質は十分あるのですから
本当はプロとしての仕事を覚えて
実践しながら学んだ方が実力が付くのです。
そのためのサポートもしています。

私は今まで長い間、育ててもらう立場だったので
担当者さんに厳しいことをさんざん言われて
「くっそ~!」っと思ったことも何度もありますが
やっぱり、頑張るためにはその負けん気が
ある程度必要なのかもしれませんね。

そんな過去にお世話になった皆さんは
私が指導者としてこの仕事を始めたことを
とても喜んで応援してくれています。

今は、昔のようにハンドメイド作家を
育てながら仕事を任せるという習慣や
師弟制度がなくなってしまったので
プロのハンドメイド作家になりたい人は
苦労していると思います。

また、以前同じ時期に活躍していた人達も
名前を見かけなくなった人たちが大勢います。
一度仕事をいただいたとしても仕事の仕方や
業界のルールを知らないと、継続して
活躍し続けるのは本当に難しいのです。

私もまだまだ指導者として未熟者ですが
毎日、飴と鞭を使い分けながら頑張っています。

by mittuno-ringo | 2017-01-12 19:23 | ハンドメイド作家講座 | Comments(0)

ぬまさとよしえのハンドメイド作家スクール代表の沼里 良枝です。今まで25年間に渡り日本ヴォーグ社・ブティック社・フェリシモ・日本編物文化協会など100冊以上の書籍でニットや刺繍作品を発表。作ったオリジナル作品は2,000点以上、国内外で手芸教室を20年以上経験。講習会・販売・イベント出展経験多数。今はプロとして活躍できるハンドメイド作家の育成に力を入れています。


by ぬまさと よしえ